コアンY邸庭園 2010.3-

Concept;四季の変化を感じて、暮らしを楽しみ、自然を体験する庭。

コアンY邸は『家と庭は一体のもの』というコンセプトが最初からありました。
庭の要望を伺った時に『四季の変化を感じて、暮らしを楽しみ、自然を体験する庭』が欲しいということでしたので、これはデザイナーが提案するような要望だとびっくりしたものです。

具体的には、キッチンが中心のダイニングリビングの傍らに『ガーデンリビング』というようなテラスとつながったスペースがあります。
「ダイニングリビング→ガーデンリビング→テラス→庭」という空間のつながりがあります。

樹木や花についても要望があって『派手な色の花や紅葉のためだけの木は要らない』ということでした。これは風情のある『雑木や草が自然に小さな花をつけたり普通に紅葉したりすれば良い』ということです。なるほどこれもプロっぽい好みでした。

そして一番の要望は『ベリー園』をつくること。よく植えるブルーベリーはもちろん、ラズベリー、ブラックベリー、マルベリー(桑の実)の木を植える花壇をつくりました。これはオーナー奥さんがお菓子をつくるのが趣味だからです。まさに暮らしと庭が一体です。

ここの設計で私が一番のこだわったのは、実は外壁です。
既存の壁があって、これを壊して開放的な『オープン外構』にしては?という意見があったのですが、私は壁は残して、さらに前面にも低い壁を設けて『セミオープン外構』を提案しました。この方が敷地が隅々まで利用できるしセキュリティとしても安心だからです。残した壁は「石灰モルタル塗り」で白く仕上げました。

※セミオープン外構とは、オープン外構とクローズ外構の中間ですが、ここでは駐車場と玄関までの階段はオープンですが、プライベートな庭へは簡単な門扉で出入りします。(↓写真参照)

結果的に駐車場はすっきりとした空き地のようになりました。家がセットバックして建っているように見えて奥ゆかしいと思います。たまに散歩の人がここから庭を見ていくそうです。

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