「木つつ木はうす」の庭 2007.3-

Concept;『ルーラル・ランドスケープ』

「ルーラル」とは「田舎の」「田園の」という意味です。
「アーバン」(都市の、都会の)の反対語です。

『ルーラル・ランドスケープ』とは『田舎の風景』。
「木つつ木はうす」の敷地は片田舎ではありませんが、田園地帯です。
この地にふさわしいように、住居は木造の木組みを生かし自然素材の壁で仕上げられています。
庭も極力これに習おうというところからスタートしました。

この庭には「直線」の要素はありません。
唯一アプローチのスロープがタイル張りで直線ですが、これは建築の一部と言えるでしょう。
庭に直線がないということは、縁石やコンクリートなどもないということです。
駐車場は芝生と砂利敷きですし、植込みは自然石と土で盛り上げられてできています。

南側の植込みは『雑木の木立ち』であり、雑木の足下は自然石が配された『ロックガーデン(石の庭)』になっていて季節の低木や花が植えられています。ここは道路からの目隠しであり、同時に程よく透けて暗くならないようになっています。風も通ります。コナラ、シラカシ、カツラが主な木となっています。

東側は『菜園』です。通路部分に砂利が敷いてあるだけで、地面を盛って囲っただけの畑です。

庭をデザインしようとすると、無意識的に工業資材の直線が入ってくるものです。
土と石と草と木だけで庭がデザインできる、というここでの発見は新鮮な体験となりました。

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