S野邸庭園 2005.12-

Concept;街の緑のオープンスペース。

ここのデザインはシンプルでじわじわ味が出て来て気に入っています。

平面図のデータが失われてしまって残念なのですが、構成は単純です。
予備の駐車スペースの両脇と玄関前の3カ所に植栽スペースがあります。

左の植栽スペースは高さが1mで、モミジが主木です。
中央の植栽スペースは地面で、シンボルツリーの『シマトネリコの株立ち』です。
右の植栽スペースは高さが0.7mで、カリンと斑入りモチノキが植わっています。
植込みの高さが違っているのは隣地の壁とのバランスですが、全体として空間に変化をつけるためです。

予備駐車スペースの舗装は、着色コンクリートの平板ブロックです。表面に筋が入っていて、これを方向を変えて「市松」に敷いています。これも古びてきていい味が出てきています。
奥の方は「南部砂利の洗い出し舗装」です。平板ブロックと渋い調和となってきました。

敷地は細い道に面していますが結構車が往来します。しかもわずかに曲がったY字路になっています。ここが『緑のオープンスペース』になればと考えていました。
車の離合の時の乗り上げが多少はあるのかもしれませんが、そのための舗装の汚れやへこみは特にないようです。ここがオープンに開けているので、全体に見通しがよく、歩行者も自転車も車も安全に気持ちよく往来できているのではないかと思います。

シンプルなデザインで、緑の潤いや木陰があって、モミジの紅葉もあって、街にとって控えめで気持ちが良く安全な空間としての庭。ここは私の理想がさりげなく上手くいっている場所なのです。
◉参考ページ(当HP/庭づくりのコンセプト『庭は暮らしの友』)

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