小嶺整形外科 外構庭園 2008.3-

Concept;多様性のある自然形植栽の外構庭園。

小嶺整形外科クリニック:〒859-2206 長崎県南島原市有家町中須川196-1
診療科目:整形外科 / リウマチ科 / リハビリテーション科

◉小嶺整形外科クリニックHP

建築総括  :瀬野和広+設計アトリエ◉瀬野和広+設計アトリエHP
建築実施  :設計機構ワークス◉設計機構ワークスHP
サイン計画 :プロトハウス◉プロトハウスHP
外構庭園  :樹家設計

こちらはクリニックですが、すぐにはそうとはわからないモダンでスタイリッシュな建築です。
建築設計は東京を拠点とする瀬野さん。木造木組みの研究者としても有名で、このクリニックでも木造の門型フレームが空間の骨格をつくっています。

こんなスタイリッシュな建築の外構庭園をどうデザインするか悩みましたが、場所場所で最適なデザインを求めることで現実的に対応しました。

まず大きな面積を占める駐車場ですが、中高木を植えるスペースをできるだけ確保しました。車止めは枕木を加工して使用。植込みの中にはグランドカバーは植えずにウッドチップ敷きとしました。また、アスファルトに駐車区画を区切る白線のデザインも少し変えて、できるだけ建築の先鋭的な表現に合わせました。

田園に開けた建築南側の庭は幅が47Mあって、この距離をある程度の密度の樹木でカバーすることが必要でした。ところどころは抜けていてもいいのですが、将来的にはある程度の日陰を建築南面にもらたすことが期待されています。そのため、花木を含む雑木が多様に植栽されています。

樹種選択にあたっては、このクリニックの利用者が比較的高齢であることを考慮して、日本の四季を象徴する分かり易い木を選びました。

春………コブシ、枝垂れ梅、白梅、紅梅、染井吉野、山桜、里桜(八重桜)、大島桜、寒緋桜
夏………エゴノキ、ヤマボウシ、ジューンベリー
秋………モミジ、カツラ、カリン、ケヤキ、コナラ、ナンキンハゼ ※紅葉や実として
冬………ツバキ、カシ、モチノキ、マテバシイ、シマトネリコ ※常緑樹として

以上は中高木についてですが、低木や草花についても四季のバランスを考慮しました。

また、『薬草の庭』として薬効のあるハーブ数種を植えた花壇をつくりました。しかしこれは管理が追いつかずに伸び放題になっているようです。

自然の治癒力や癒しの効果を高めるクリニックであるためこうした『多自然形植栽』としましたが、敷地面積が広いこともありどこまで維持管理ができるかが今後心配なところです。

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