Concept;移植樹を生かしたデザイナーズハウスの庭。

かなり前の仕事で、春の日にふらりと立ち寄ってみました。
黒い壁の前の庭の主木は『モミジバフウ』です。モミジの葉に似た葉をつけるフウの木。まっすぐな樹形と紅葉がきれいな木です。
その横で『カラタネオガタマ』の小さな紫の花が咲いて、あたりに甘い香りを漂よわせていました。
この植込みには自然に生えた苔が緑の絨毯のように美しく、楚々とした野草がさりげなく残してあって、オーナーの奥様の管理の上手さが感じられました。

赤い葉の木は赤葉のモミジで、この庭をつくった時に旧宅から移植したものです。あいかわらずきれいに芽吹いていてこの家の外観とよく調和していました。

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Concept;大きなヤマボウシの木陰の庭。

庭の中央にあるシンボルツリー「ヤマボウシの株立ち」は植栽当時で4.5m。
枝を広く伸ばして木陰をつくっています。

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Concept;先進医療とともにある安らぎの屋上段状庭園。

ここは肝臓病(肝ガンを中心とした)治療専門病院で高度な専門治療が行われています。
医院建築としても先駆的で、当時では(現在でも)めずらしい各階に屋上庭園を備えた施設です。

こちらの庭園計画にあたって提案したのは、低木や草花ばかりの花壇ではなくて「中高木を植えた木立ちのある庭園」とすることでした。当時はガーデニングが盛んな時期でもあり、ハーブや花に人気があったのですが、京都の庭づくりで学んだ私にとっては木のない庭は考えられませんでした。

幸い中高木を植えることは当局に快くご賛同頂いて、写真のような成果となりました。けれどもハーブや草花について当時の私は知識不足で、医師先生から逆に教わることも多くありました。
このようにいろいろと思い出深い仕事ですが、現在も庭は生きて続いています。

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